コラム001 | 未来を創るソーシャルイノベーションパートナー　イマココミライ

イマココミライ創立経緯と問題意識
2010.10.10

■2010年10月5日に、新会社『イマココミライ』設立いたしました。

昨年、創業した会社、シェイクの社長を、当時副社長の吉田実氏に託し、会長をしておりましたが、2010年8月末（11期末）をもって、株式会社シェイクの新体制をより力強く推進していくためと、私自身、より自由度を持った幅広い活動をしていくため、会長を辞任し、今後は、フェローという立場で、新商品開発や新規事業開発、企業研修
講師を通して、株式会社シェイクの発展に関わっていくことに致しました。

私自身は、企業の枠にとどまらない活動を、昨年9月の会長就任以来行っておりましたが、この度、企業にとどまらず、学校教育、社会全体、また日本だけではなく、グローバルを視野に入れた新しい概念のサービスを展開していくにあたって、新しい器（＝会社）を作りました。

※本当は、区切りの良い2010年10月10日に設立したかったのですが、祝日は、法務局がお休みのため、登記できないとのことで、10月5日に登記をさせていただきました。

新しい会社は、『株式会社イマココミライ』という会社名に致しました。

5年後、10年後、20年後、30年後、50年後、100年後の人類の未来を見据え、「今ここで我々は、何をすべきか」を常に問い続けながら、歩み続けたいと考えています。

新しく立ち上げた株式会社イマココミライは、私自身の立ち上げ屋としての特性を見つめた結果、組織はできるだけ身軽で、自由に動き、変化し続けられる形で、社会全体を常に考え、人と人、企業と企業、社会と社会とをつなげるなどの行動する'在り方"で、活動していきたいと思っています。

シェイクの社長を託してからのこの1年間、自分の感性を研ぎ澄まし、今後10年間の自分のミッションをよりクリアーにするために、敢えて、目標や計画は立てずに活動してきましたが、そのプロセスを経て、私の中に、ずっと継続して問題意識としてあるのは、

●「短期・成果主義等の会社の枠組みによって、本当に大事なものを見失っていないか？」
～　会社経営がどんどんスピードアップ、高品質を求められる中、短期・成果主義に囚われがちで、社会全体のこと、未来の社会のことをあまり考えられない今の仕組みは限界にきているのはないだろうか？
※10期の会社経営を通して感じていました問いです。

●「今の社会の延長線上に幸せはあるのか？」
～　多くの人は、一生懸命に日々を生きているのに、その先に、本当の幸せはあるのだろうか？幸せ、豊かさとは何だろうか？
※特に、北欧に視察旅行に行って強く感じました。

という問いです。

そんな私の根底の問題意識から、この1年間は、

●これからの未来を見据えた社会の在り方、企業の在り方、働き方
●未来を見据えた教育モデル創り
●人と人とのつながり、社会と人とのつながり

ということを、振り返ると、一貫して、行動し、模索してきたことに気づき、今回の新しい会社設立に至りました。
これからシェイクともどもイマココミライもよろしくお願いいたします。

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